課題
北米にあるケロッグの4つの主力シリアルブランドは、優良顧客に対してプロモーション、ノベルティキャンペーン、店頭告知・PRを通じて、売上の向上とブランド価値の再構築をする必要がありました。 また、製造および流通プロセス(サプライチェーン)を合理化し、コストを増加させることなく製品を迅速に市場に投入すことが必要でした。
アプローチ
トラディショナルなブランドを復活させ、顧客にPRするために、クリエイタは、各ブランド毎のイメージを想起してもらえるシリアルボウルを提供することで朝食でシリアルと言えばケロッグのこのシリアルと認識してもらうことを狙い、各シリアルのブランド毎に(ライスクリスピー、フロストフレーク、レーズンブラン、フルーツループ)に独自のデザイン・アイデアを取り入れたもの創ろうと考えました。
解決策
クリエイタは玩具でのサプライチェーンの改善の実績から、ケロッグのすべての品質基準を満たすことができる北米の生産工場を精査し、製品の製造と出荷を同時に行うことができるプロセスの改善を提案し、サプライチェーン全体のコストをキープしながらリードタイムを短縮できるようにしました。また、アイデア・コンセプトの設計から製品開発、製造、流通に至るまで、ケロッグに上流から下流までのエンドツーエンドのサプライチェーン改善の提案をしました。
成果
ケロッグのシリアルボウルノベルティプログラムは、2017年の停滞した経済状況にあえいでいた地元の北米経済に多額の投資を生み出し、シリアルボウルは2017年10月1日から14日の2週間のキャンペーンで北米全土で何百万個の配布=販売を記録しました。